2022-02-07 未来の夢、恵方巻
今日の夢は明晰夢だった。6本脚の紫色の魔物が何かの生き物の少女を喰おうとして捕らえ、緑色の細長い塔を駆け登っている。絵の感じはNetflix版のデビルマンのような色使い。
私には大きな羽根が生えていて、ものすごいスピードでそれを追う。夢なのは知ってるからお腹がぞっとするくらいの思い切ったスピードを出して追う。
地上は大きな戦争中で瓦礫が噴き上げられたり、弾の雨が降ったりしている。
ラピュタとか、ジブリが作ったCHAGE and ASKAのライブムービーのような世界観。
青空まで逃げようと少女(人間みたいだけど少し違う、小さな感じだった)を胸に抱きながら飛ぶが、視界が悪くてきりもみしてどちらが上空か分からなくなる。今もし地面に向かって飛んでいたら、と一瞬怖くなるが、たまに見える青を頼りに空に向かう。すごく速く飛んだので地上の人間からは見えなかった。
爆風を抜けると、ラピュタのような、植物に覆われた超高層の失われた古代文明の建物が国の真ん中に聳えている。そんなものがあるとは今まで知らなかったから驚いた。壁のレリーフや柱の曲線は見たことのないほど美しくて、複雑な編み物のようだった。巨大な、編まれた外壁を縫うように飛んで、青空を目指す。
その頃にはもう少女はいなくなっているが心配な感じはしない。私はもう大きな翼を使わずに、柔らかいガムのような長タオルのようなものを後頭部にかけてその両端を握り、ハンドルのように操作して飛んでいる。
飛ぶ夢は久しぶりだし建築は素晴らしいので目覚める前につぶさに見なきゃ、と縦横無尽に飛ぶ。
どちらが上空かわからないのは恐怖だったし戦争の爆風や破片がばちばち体に当たるのは痛かったけど、飛ぶのはすごく楽しかった。自分をコントロールできるぎりぎりの速さはお腹がすうっとしたけど。目覚めても(これは目覚めてすぐに書いたので)飛んでいた体を覚えている。
今ならあれができそう……ではないな、さすがに。
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そろそろ本気で移民局への手続きを進めなくてはならない。
今年は銀行が簡単に残高証明を出してくれて拍子抜けしている。去年は日本の銀行に英語での書類を以来したり何かと大変だったので今年も事前に準備しておいたのだけれど、メールひとつでことが済んだ。
大使館に手紙を書くこと、保険の更新をすること。明日にでもやってしまおう。
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今年も恵方巻売れ残りが問題になっているようで、なぜ毎年変わらず問題になっているんだろう。世の中そんなことばっかり。
入管のことにしても、ミャンマー軍幹部らの教育訓練受け入れにしても、あってほしいなあと思う姿からどんどんかけ離れてゆく。 #社会問題